教え魔ってヤツは・・・(汗)


さて、ここで登場するのが、とっっっても親切な方。
初心者ゴルファーに親身になってくれる。
そして初心者ゴルファーでなくても、自分より技術が劣るゴルファーに対してとっっっても丁寧に教えてくれる。

そう、「教え魔」という存在。

よく漫画なんかに出てくるような、高圧的な教え魔って意外と少ないもんです。
下手なゴルファーを見下して、横柄な口調で「もっとこうしろ!」なんて、そこまでやる人は少ない。
そういう教え魔が敬遠されるのは自分だって解っている。
そんな教え魔になろうと思う人はいないでしょ。

厄介なのは自分は教え魔だと認識していない輩。
実際には・・・

とっても親切な口調で話しかけてくる。
意外と身近な存在。

そして「俺は教えるなんて出来ないよ・・・」なんて言いながら・・・

「ちょっと一個だけ言おうか?」
で10個も20個も言う(笑)

世間話のような口調で、「ま、アドバイスってわけじゃないんだけど・・・」と、教え魔ではないアピールしながらグイグイ来る。
自分は教え魔ではないけれど、親切のためにちょっとだけ・・・ってスタンスなんです。

ただ、こういう輩は教え魔気質ですから。
1個だけのつもりが10個20個・・・
うまくいかなきゃ、それとね?それとね?って、ドンドン話がややこしくなっていく・・・

これ、あなたを上手くさせようとしていませんからね?

「〇〇さんのアドバイスで上手く出来た!」
「〇〇さんのおかげで良くなった!」
「〇〇さん、教え方とっても上手!」
と言われるために言っているだけですから。

つまり自分のおかげで上手くなったと思われたいんですよ。
だから言っている事が強烈なんです。

自分の一言で、ガラッと変わって欲しいんですから。

一言で急に上達するような、そんな内容の事を言いたがりますから。

当たり前の基本を言って、これで上手くなるまで練習しな・・・なんて言いません。
これじゃ、自分の功績だとは認識してもらえませんからね。

アドバイスして、その次の一球で急に上手く打てるための強烈な一言・・・
これを探して言う訳ですから。

で、プロからすると・・・
そんなアドバイスありません。
あるわけない。

ただ、スポーツですから、「たまたま」ってのがあるんですよ。
その教え魔の当てずっぽうのアドバイスで、たまたま良いショットが出る。

これで「ほらね」とご満悦。

ところが何度も言うように、これはたまたま。
そんな簡単に技術が身につくわけがない。

で、たまたまのナイスショットはメッキが剥がれていく・・・

はい、ドツボ(笑)

ここからは・・・
「あ、今のは・・・」
「今度はコッチが・・・」
「なんでそうなるかなぁ」

もう、これ実験台です。
こうやってゴルファーは白けていく。
教え魔は挽回しようと余計な事を言いまくる。

ホント、やめてくれ・・・って思います。

上級者気取りの教え魔ゴルファー。
マジでこういう輩に何人の新米ゴルファーが潰された事か。

素人は素人らしく、貴様は「教わる側」だと認識していただきたいものです。

つい筆圧が強くなってしまいましたが・・・
とにかく純粋にゴルファーを守りたい。
上手に上達して欲しい。
それを邪魔することになる教え魔。
そして自分でも気づいていない教え魔。
ホント、何とか排除したいと思っているんです。

どうか皆さん、こういう輩に捕まらないように注意してくださいね!




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